atlassian-cli の一部

Jira CLI

ターミナルから Jira の課題を検索、作成、自動化できます。JQL クエリ、一括遷移、スプリント管理、CI/CD 連携に対応しています。

atlassian-cli はコミュニティによる独立したオープンソースプロジェクトです。Atlassian と提携・関連しておらず、Atlassian による承認、推奨、後援のいずれも受けておらず、Atlassian が提供する公式 CLI(acli)でもありません。製品名は互換性を示す目的でのみ使用しています。

Jira CLI とは

Jira CLI(atlassian-cli jira)は、Web UI の代わりにターミナルやスクリプトから Jira Cloud を操作できるコマンドラインツールです。課題、プロジェクト、スプリント、自動化ルール、Webhook、監査ログ、カスタムフィールドを、ひとつのバイナリからすべて扱えます。出力は構造化されている(JSON / CSV / YAML / テーブル)ため、jq やスプレッドシート、CI パイプラインときれいに連携します。一括変更やレポート作成、「Jira as code」のワークフローに適しています。

atlassian-cli の一部であり、ConfluenceBitbucketJira Service Management にも対応した単一のオープンソース Rust バイナリです。インストールは Homebrew または Cargo で 1 行、認証は標準の Atlassian Cloud の API トークンを使います。

Jira CLI が向いている場面

Jira の機能

コマンドラインから Jira を管理するために必要なものがそろっています

課題の CRUD と JQL 検索

課題の作成、取得、更新、削除に対応。JQL をフルサポートした検索ができます。プロジェクト、ステータス、担当者、ラベル、カスタムフィールドで絞り込めます。

一括遷移

ドライランで内容を確認しながら、数百件の課題を一度に遷移させられます。並列数を設定できる同時実行と進捗表示に対応しています。

スプリント管理

作成時や更新時に --sprint <id> でスプリントを割り当て、jira bulk exportjira issue search --format csv でスプリントフィールドを含む課題をエクスポートできます。

自動化ルール

Jira の自動化ルールを一覧表示し(jira automation list)、プロジェクトとあわせて自動化の設定を確認できます。

Webhook と監査ログ

登録済みの Webhook を一覧表示できます(jira webhooks list)。コンプライアンスやデバッグのために、日付範囲を指定して監査ログを検索できます(jira audit list --from --limit)。

ロール管理

プロジェクトのロールと割り当て対象を一覧・取得し、対象の追加や削除ができます(jira roles list / get / add-actor / remove-actor)。どのプロジェクトで誰がどのロールを持つかを監査できます。

実際のコマンド

本番のランブックで使われている実際の CLI コマンド

課題を一括遷移

# Preview issues to transition (dry-run)
atlassian-cli jira bulk transition \
  --jql "project = PROJ AND status = 'In Progress'" \
  --transition "Done" \
  --dry-run

# Execute the transition with concurrency
atlassian-cli jira bulk transition \
  --jql "project = PROJ AND status = 'In Progress'" \
  --transition "Done" \
  --concurrency 4 \
  --profile prod

スプリントレポートを生成

# Fetch active sprint issues as JSON
atlassian-cli jira issue search \
  --profile prod \
  --jql "project = PROJ AND Sprint in openSprints()" \
  --format json

# Export sprint data to CSV for reporting
atlassian-cli jira issue search \
  --profile prod \
  --jql "project = PROJ AND Sprint = 42" \
  --format csv > sprint-42.csv

# Pipe to jq for cycle time analysis
atlassian-cli jira issue search \
  --jql "project = PROJ AND Sprint = 42" \
  --format json | \
  jq '[.[] | {key, status: .fields.status.name, points: .fields.customfield_10016}]'

クイックスタート

1 分以内にインストールして Jira の管理を始められます

1. インストール

# Homebrew (macOS & Linux)
brew install omar16100/atlassian-cli/atlassian-cli

# Or via Cargo
cargo install atlassian-cli

2. 認証

# Add your Jira instance (HTTPS required)
atlassian-cli auth login \
  --profile work \
  --base-url https://your-domain.atlassian.net \
  --email you@company.com

# Verify connection
atlassian-cli auth test --profile work

3. 使ってみる

# Search your issues
atlassian-cli jira issue search \
  --profile work \
  --jql "assignee = currentUser()"

Jira のコマンドグループ

各グループはコマンドリファレンスの該当セクションにリンクしています。

グループ 対象範囲
jira issue search / get / create / update / transition / assign / delete 課題の CRUD。任意のフィールドでの JQL 検索、担当者やステータスによる絞り込み、--field 'customfield_XXXXX=...' によるカスタムフィールドの指定。
jira project / components / versions プロジェクトの一覧、コンポーネントとバージョンの管理。
jira roles ロールの一覧、割り当て対象の追加と削除、どのプロジェクトで誰がどのロールを持つかの監査。
jira fields / workflows カスタムフィールドの ID の確認、設定をバージョン管理するためのワークフローの一覧とエクスポート。
jira bulk transition / assign / export JQL クエリに一致するすべての課題に対して操作を実行。ドライラン、並列実行、進捗表示に対応。
jira automation / webhooks / audit 自動化ルールの確認、Webhook の管理、日付やイベントで絞り込む監査ログの検索。

フラグの一覧、出力スキーマ、CI での利用パターンは atlassian-cli コマンドリファレンスに記載しています。認証の設定については認証とプロファイルをご覧ください。

よく使う Jira CLI コマンド

コピーしてすぐ使える出発点です。コマンドリファレンスと照合済みです。

やりたいこと Jira CLI コマンド
JQL で課題を検索する atlassian-cli jira issue search --jql "project = DEV" --limit 5
単一の課題を取得する atlassian-cli jira issue get DEV-123
課題を作成する atlassian-cli jira issue create --project DEV --issue-type Task --summary "Test task"
フィールドを更新する atlassian-cli jira issue update DEV-123 --summary "Updated summary"
課題を遷移させる atlassian-cli jira issue transition DEV-123 --transition "In Progress"
課題の担当者を設定する atlassian-cli jira issue assign DEV-123 --assignee user@example.com
課題をスプリントに移動する atlassian-cli jira issue update DEV-123 --sprint 25446
カスタムフィールドの ID を調べる atlassian-cli jira fields list
一括遷移する(先にプレビュー) atlassian-cli jira bulk transition --jql "project = DEV AND status = Open" --transition "In Progress" --dry-run
一致した課題を JSON にエクスポートする atlassian-cli jira bulk export --jql "project = DEV" --output issues.json --format json
自動化ルールを一覧表示する atlassian-cli jira automation list
監査ログを検索する atlassian-cli jira audit list --from 2025-01-01 --limit 100

印刷して手元に置ける Jira CLI コマンドチートシートや、一連の流れを解説した Jira CLI 完全ガイドもあわせてご覧ください。

Jira CLI でよく行う作業

よくある質問

公式の Jira CLI はありますか?

Atlassian は一部の管理用途向けに acli を提供していますが、日々の課題管理よりも Atlassian 独自の SDK やプラグインのワークフローに重点を置いています。atlassian-cli は、Jira Cloud の自動化、課題の CRUD、JQL 検索、一括操作、CI で扱いやすい出力に特化した独立系のオープンソース Rust 製 CLI です。詳しい比較は Jira CLI ツール比較をご覧ください。

ログインするにはどうすればよいですか?

id.atlassian.com/manage-profile/security/api-tokens で Atlassian の API トークンを発行し、atlassian-cli auth login --profile work --base-url https://your-domain.atlassian.net --email you@company.com --token $TOKEN --default を実行します。複数のプロファイルや Bitbucket のベアラートークンを含む詳しい手順は、認証ガイドにあります。

GitHub Actions / GitLab CI / Jenkins で実行できますか?

はい。Cargo またはビルド済みバイナリでインストールし(インストールガイドを参照)、ATLASSIAN_API_TOKEN をシークレットとして設定します。最小限のプロファイルをコミットしておけば、CLI は環境からトークンを読み取ります。機械可読な出力(--format json--format quiet)と適切な終了コードにより、実行結果でパイプラインを制御しやすくなっています。

カスタムフィールドに対応していますか?

はい。atlassian-cli jira fields list で ID を調べ、繰り返し指定できる --field 'customfield_10010={"value":"Internal"}' フラグを使って createupdate に値を渡します。--field は Jira が求める生の JSON をそのまま受け取るため、あらゆるフィールドタイプ(選択リスト、カスケード、数式、スプリント、エピックリンク)に対応しています。

課題を安全に一括遷移するにはどうすればよいですか?

まず必ず --dry-run を付けて実行します: atlassian-cli jira bulk transition --jql "project = DEV AND status = 'In Progress'" --transition "Done" --dry-run。変更対象となる課題キーの一覧がすべて表示され、更新用の API は呼び出されません。問題がなければ --dry-run を外して実行します。一括遷移のランブックでは、本番環境の例を最初から最後まで解説しています。

Jira Data Center / Server で動作しますか?

atlassian-cli は Jira Cloud の REST API を対象としています。Data Center のインスタンスでも互換エンドポイントを利用できる場合はありますが、主な対象ではありません。Data Center の対応状況は GitHub リポジトリをご確認ください。

無料ですか?

はい。MIT ライセンスで、サブスクリプションもアカウントに紐づくテレメトリーもありません。Jira インスタンス自体には Atlassian Cloud のライセンスが必要ですが、CLI は個人利用でも商用プロジェクトでも無料で使えます。

Jira CLI のよくある質問

コマンドラインから Jira を扱う

コマンドラインから Jira を操作するにはどうすればよいですか?

atlassian-cli は、課題、プロジェクト、一括操作、ワークフロー、自動化に対応した Jira CLI です。認証を済ませたら、atlassian-cli jira issue search --jql "project = DEV AND status = Open"atlassian-cli jira issue create --project DEV --issue-type Task --summary "..." のようなコマンドを実行します。詳しくは Jira コマンドリファレンスをご覧ください。

CLI から Markdown で Jira の説明文を書けますか?

はい。バージョン 0.4 以降、--description とコメントは Markdown(見出し、リスト、太字、コード、リンク)を Atlassian Document Format(ADF)に変換するため、Jira 上でも書式が保持されます。

atlassian-cli は jira-cli や Atlassian 公式の acli と同じものですか?

いいえ。atlassian-cli は、Jira、Confluence、Bitbucket、JSM をひとつのバイナリでカバーする独立したオープンソースツールです。Atlassian と提携・関連しておらず(Atlassian は独自の公式 acli を提供しています)、jira-cli とも別のプロジェクトです。

Jira CLI は無料ですか?

はい。atlassian-cli は MIT ライセンスの無料のオープンソースソフトウェアです。インストールページまたは GitHub から入手できます。

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